コミュ障とはどんな病気なの？
現代社会では、深刻な問題にまで発展してきていると言う名前の「コミュ障」。「コミュ障」と言う名前をはじめて聞いた方の為にも、今回はこのコミュ障がどの程度の物なのかに関して説明しておきましょう。「コミュ障」とは、コミュニケーション障害を略したものです。脳や聴覚（五感の一つで、音を認識する能力や機能をいいます）など、人体に特に問題もなく健康な状態にも関わらず、言語障害（音声機能の障害の中には、吃音症や痙攣性発声障害などがあります）や言語発達に遅れがみられたり、どもりや失語症などがみられる心の疾患です。
この障害がたくさんみられる時期としては、幼児期・小児期・青年期に多く発病すると言われていますが、現代では青年期を越えてもこのコミュ障で悩む人が少なくないと言えます。
同じ年齢の子達と会話をしていたとしても、著しく言葉で表現する能力が低く、会話に必要な言葉（同じことでも言う人によって、また、聞く人によってかなり受け取られ方が畭なるものです）を瞬時に口に出すことができません。さらには、その言葉をなかなかおもいですことが出来なかったりもします。
身体に特に痛みなどと言った異常を感じる事はないものの、社会生活（社会の構成員の一人として、生活を営んでいくことですね）を送る上で必要な他人とのコミュニケーションを上手に取ることができず、心に大きな損傷を受ける場合だってあるのです。
上記で述べたように、普通の暮らしにおいて会話を上手く交わすことができなかったり、友人などと上手くコミュニケーションをとることができないことが障害となり、普通の生活を送るのでさえ難しくなってしまいます。
全く会話（話し方も大切ですが、聞き方はもっと大切でしょう）ができない訳ではないけれども、年齢相応しいくらいの発音・発言ができずに、幼稚であったりしてしまうこともコミュ障にあたるとされています。
青年期を越えてからコミュ障に悩まれる人の症状は、友達・恋人ができなかったり、電話に出る事ができなかったりすることもあるでしょう。
