コミュ障になる原因って？
障害と一言で言っても、目に見えている物だけが障害ではないのです。一見、一般の人達と変わらず身体的な異常を見る事が可能でなくても、例えば、コミュニケーションをとる際に行われる会話（途切れた時のことを天使が通ったと表現することもあります）で相手の言葉を理解することが出来たとしても、自分の言葉で自分が思っている事を表現する事が出来ない。これはコミュニケーション障害といった発達障害の一つです。
コミュニケーション障害を持っていると、皆さんが思い浮かぶ以上に当事者たちは苦しんでいます。障害の影響で学校や職場で孤立してしまったりする可能性も高く、日々の生活を送るにあたって大きな支障をきたしています。
それでは、どうしてこういった障害が起きてしまうのでしょう？
やはり、先天的な物が大きな要因の一つではないかと考えられているのです。もし、重要な聴覚（年を取るのに伴って、可聴域が縮小していき、高い周波数の音から聴き取れなくなっていきます）器官に何らかの障害があれば、相手が発した言葉を聞き取る事ができないので、言葉を覚えていくのは困難といわれています。
乳幼児期であれば、上記のような聴覚（若い人にしか聞き取れない音を利用したモスキート音が一時期話題になりました）障害や先天的な知的発達障害がコミュニケーション障害の原因に通じると考えられています。
乳幼児期からの障害であれば、リハビリ（リハビリテーションの略です）テーションやカウンセリングを行うことにより、言葉（きちんと選ばないと、人間関係が大変なことになってしまいます）を発する事に対しては、かなりの改善を望むことができると言われています。
コミュニケーション障害に、成人になってから気が付くといった場合もあるかもしれませんね。成人からコミュニケーション障害が発症した場合は、交通事故などで頭部に大きなケガなどを負い、脳が損傷を受けることで思考力や知力が低下し、それが障害の原因（どうがんねってもわからないことも少なくありません）に通じると言う事もあるでしょう。
